気ままに精密射撃!?

私にとって得る物の多かった第19回APSカップ東京本大会､ここまで3回にわたって振り返ってきましたが､今回の総括編で締めくくりたいと思います｡

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　まずはライフル

　ライフルでは立てた目標はことごとく達成できなかった｡結果的には｢お話にならない｣の一言に尽きる｡その中でも一番の反省点は､それまで何となく感覚で撃っていたため､肝心なときに撃ち方がわからなくなってしまったこと｡いくら練習を積んでもここを疎かにしては何の意味もないことを痛感した｡また､初心に返って練習をやり直さなければ、同じ事の繰り返しになるだろう｡


　続いてハンドガン

　APSを始めて最大の目標にしていた｢グランドマスターバッチの獲得｣はおろか､マスターバッチすら獲得することはできなかった｡特に本大会のシルエットプローンにおいて7mを外すという､気を抜いていたとしか言いようのない大きなミスを犯し､結果としてマスターバッチを獲れなかったことは弁解のしようもない｡

　本大会の成績については幸運以外の何者でもない｡いつもの大会では表彰台も危うい点数であったのに優勝できたことは､歳清氏や高橋氏のような強豪選手が不参加だったり､上位常連の選手がトラブルなどで自分より失点を多くしてしまった事が要因で､決して私の実力が他の選手を上回ったと言うことではない｡

　グランドチャンピオン決定戦については､参加できただけでも名誉で､前回の記事にも書いたが､グランドチャンピオンを獲れなかった事は残念に思うが悔いはない｡ただ叶うことならばもう一度あの場に立ってみたい｡


　最後に､今回3位入賞のMAGIさんの隣のレンジで撃てたことは､APSをやってきた中で一番の経験になりました｡同点で迎えた最終競技のブルズアイは､今までで一番緊張を強いられました｡今回は幸運にも勝つことができましたが､次はどうなるかわかりません｡この経験を生かして､今後も精進していきたいと思います｡